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[おきなわ早わかり]
沖縄本島北部
カード更新日:2006年10月13日

貴重な動植物が生息するヤンバルの森が広がる地域。大宜味村は芭蕉布の里として有名。

沖縄本島北部は、俗に山原(ヤンバル)と呼ばれ、文字どおり緑深い山々が連なる地域です。宜野座村(ぎのざそん)、恩納村(おんなそん)、本部町(もとぶちょう)、今帰仁村(なきじんそん)、名護市(なごし)といった市町村がありますが、開発が過度に進まなかった大宜味村(おおぎみそん)、国頭村(くにがみそん)、東村(ひがしそん)に広がる森は、地球上でも貴重な動植物が生息する地域となっています。

イタジイ(ブナ科)の樹冠が天井のようにはった森。その森の低い層のところで目を引くのは、南国的な景観を作り出しているヘゴです。3億年前に地上にあらわれたというヘゴは、シダが巨大化したもので、亜熱帯の森をつくる重要な植物のひとつです。
森から流れだす川の河口には、マングローブ林が生い茂り、その先にはサンゴ礁の海が広がっています。

ヤンバルの森は、固有種、固有亜種の宝庫です。1981年に新種として確認されたヤンバルクイナ(国指定天然記念物)は、日本で約60年ぶりに発見された新種の鳥だっただけに、世界的な話題となりました。ほかにも、ノグチゲラ(国指定特別天然記念物)、ヤンバルテナガコガネ(国指定天然記念物)、イシカワガエル(県指定天然記念物)など、地球上でこの森だけに生息する動物が数多くいます。
このように沖縄本島北部は自然豊かな場所であることから、カヤックやトレッキングなどのエコツアーが行われるようになりました。

また、沖縄本島北部には、昔ながらの家並みも比較的多く残っています。大宜味村喜如嘉(おおぎみそん・きじょか)は芭蕉布の里として有名で、村内には後継者育成のための『大宜味村立芭蕉布会館』があり見学もできます。
本部町には国営沖縄記念公園海洋博公園があり、『沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館』『熱帯ドリームセンター』などがあります。恩納村には県内屈指のリゾートホテルが立ち並び、名護市には沖縄サミットが行われた『万国津梁館(ばんこくしんりょうかん)』があります。
本島北部地域の主な農産物は、パイナップル、サトウキビ、お茶、スイカ、マンゴー、柑橘類などが生産されており、畜産業もさかんです。

情報提供者: (財)沖縄観光コンベンションビューロー


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