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[おきなわ早わかり]
牧志公設市場
カード更新日:2007年09月19日

戦後の闇市から発展し、アジア的な雰囲気があふれる沖縄最大の市場。

終戦後、ちいさな闇市からはじまって発展し、「沖縄の台所」といわれる牧志(まきし)公設市場は、トタン屋根を継ぎ足すようにして独自に発展してきました。
現在は2階建てのマチグヮー(市場)ですが、生きることに必死だった当時の活気や風景が今でも色濃く残り、不思議な魅力とエネルギーに満ちあふれています。
約400もの店舗がひしめきあうように軒をつらね、売り手たちの威勢のいい声が飛びかうなか、現役で働く元気なオバァたちの顔を見ることもできます。

建物のなかに入ってまず目をひくのが、イラブチャー(アオブダイ)やミーバイ(ハタの一種)など、原色の魚がならぶ鮮魚コーナーです。琉球料理に欠かせない精肉コーナーでは、かたまりのままの豚肉や足ティビチ(豚足)、骨付き肉やチラガー(豚の顔の皮)など、豚肉のあらゆる部位が売られているほか、牛肉、鶏肉、ヤギ肉専門店があります。漬物や豆腐、カマボコなども売られています。

建物の2階は食堂街になっています。ゴーヤーチャンプルーやナーベーラーンブシー(ヘチマと豆腐の味噌煮)といった沖縄の家庭料理が安く食べられるほか、調理料金をはらえば、1階で買った食材を料理してくれる店もあります。
刺身やバター焼、煮つけ、魚汁など、食べ方はさまざま。酢味噌和えで食べる刺身もあります。

建物の周りでは、ゴーヤーやヘチマ、ヨモギなど、季節ごとの野菜ばかりでなく、スーパーではなかなかお目にかかれないイーチョーバー(ういきょう)などの薬草も売られています。また、イラブー(エラブウミヘビ)の燻製、鰹節、ドラゴンフルーツのような色鮮やかなフルーツ類、ウッチン(ウコン)茶やビワ茶などの薬草茶なども見られます。

市場を歩けば、沖縄の文化や歴史、そして沖縄の人々の胃袋までのぞくことができます。牧志公設市場の営業時間は9時~19時頃。第4日曜日は休み。鮮魚コーナーは第2・第5日曜日も休みです。

第一牧志公設市場 TEL 098-867-6560

[参考文献]
上野千鶴子、2001年、『沖縄的人生 南の島から日本を見る』、知恵の森文庫
情報提供者: (財)沖縄観光コンベンションビューロー


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