
琉球の歴史を文字通り、「味わう」ことを実現した、とっておきのスペシャル・メニューが10月から沖縄都ホテルに登場します!
その内容はなんと、あの黒船襲来のペリー提督が、琉球王朝首里王府と会食をした当時の料理の再現(・☆・)/
研究と開発を重ね、吟味されつくしたこのメニューの試食会が9月16日に開催され、稲嶺沖縄県知事をはじめ、県内の豪華招待客が勢ぞろいしました。
この機会に真南風プラス編集局は気になるお料理を偵察して参りましたよ~!

ペリー提督は1852年にアメリカ東海岸から出発し、江戸幕府に開国を求めるため浦賀へ向かったその前に、実は琉球(沖縄)を訪れていたのです!
ペリー提督は1853年5月26日に那覇港に到着し、首里王府との面会を根気強く求めた結果、
琉球側から4回のもてなしを受け、それに対し、ペリー側から2回、饗応料理をふるまいました。ちなみに当時、ペリーが那覇港から首里城へ向かったときは、現在の沖縄都ホテルの敷地を通ったそうですよ!
一体この歴史的瞬間を彩ったメニューの中身は?レシピは?食材はどこから入手したのか?料理への謎が「味の都」と呼ばれる都ホテルの料理人魂に火をつけました。

「ペリー提督饗応料理」と「琉球王朝料理」をぜひ再現してみせよう!とプロジェクトに立ち向かったのが、金指 和則 和食料理長と新里 正次 洋食料理長。(料理監修:金城 須美子 琉大名誉教授)
実は都ホテルがこのメニューを再現するのは3度目。初回は当時の総料理長が、はるばるアメリカとイギリスからレシピや文献を入手し、丹念に調査しました。
これまでの積み重ねを大切にしながらも、今回、現料理長は自ら納得のゆくまで調べ直し、歴史のひも解きに愛情を注いだのです。
さらに、今回は当時の料理とロマンを再現するだけにとどまらず、今の時代に適するようオリジナルアレンジをほどこし、料理を進化させました!

それでは、お待ちかね!堂々と現れた究極のお料理をご紹介しましょう!
VIPの試食会終了後に「味見してみてください」とOKをいただき、わんわんわんわんっ!と料理に走りよる真南風プラス編集局...
これも皆さんにこの料理のすばらしさを伝えるためでありますっ!∠( ̄∧ ̄)
◆ペリー提督饗応料理(洋食)
ペリー提督が旗艦サスケハナ号で琉球の役人をもてなした旗艦料理。
ピカピカの銀のお皿やお盆に飾られ、当時の流行であった可憐なフランス風の
盛り付け技術が何ともゴージャス!
お料理は、がちょうの蒸し焼き、肥鳥のアスピック飾り(こってりチーズで
カバーされたチキンに模様が描かれた芸術作品)、雉(きじ)のシャルトルーズ風
(ささみのようなさわやかな味わい)、仔羊のカレーなど洋食ならではの濃厚さが
上品なボリュームを与えていました。
そして稲嶺県知事も大絶賛だったのが、牡蠣(かき)のシャンパン風味キャビア添え。
やわらかさを存分に残した牡蠣が、奥深いウニのような味わいのソースをかぶり、
トッピングにキャビアという一大事!当時の牡蠣は上海からのものと思われていましたが、
調査の結果、実は小笠原から入手したものであったというエピソードに知事は大変感激された様子。
「背景の歴史を感じたら、10倍おいしく感じたよ」とご満悦でした。
気になるデザートはバナナのべリエ(衣つきの揚げもの)とクロカンブーシュをコーヒーで
しめくくり。クロカンブーシュは、一口サイズのシュークリームが1mほどの高さの塔にすき間なく
張り付けられ、まるでお菓子の国にいる気分♪誰もはがして食べないなぁ、と取材中ずっと
気になっていたのですが、食べるものは別に用意されていました。表面の生地の部分がアメで
コーティングされていて、上品なクリームとともにしゅわっと口に広がりました。
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ん~、幸せ♪しかしここでお腹いっぱいになっている場合ではありませんっ!次いっきま~す!! |
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◆新琉球王朝料理(和食)
こちらは那覇公館・大美御殿で振舞われ、ペリー提督が賞賛した琉球料理。
ベースは首里王府が中国からの冊封使を何度もおもてなしした宮廷料理、
「御冠船(うかんしん)料理」。うるしの朱色のお盆に、シンプルで繊細な
適量のアペタイザー(かまぼこ、魚の天ぷらなど)が、凛としたたたずまいで礼儀正しく並んでいました。
沖縄ならではのラフティー(豚ばら肉の角煮)、足てびち(豚足)、イラブ汁
(うみへび)、スクガラス(稚魚の塩漬け)、島菜や、色とりどりの魚、
貝、いくら、蟹、伊勢えび、あわびなどの豊富な海産物がずらーっと登場。
酢の物、和え物、汁物、煮物、お造り、炒め物、蒸し物、漬物、揚げ物と、
ありとあらゆる技法で食材の味が引き出され、すべて上品な味わいでヘルシーというのが感想。

料理長いわく、「中華素材を繊細な和風にアレンジしたのがポイント」との
ことでしたが、ごもっとも。ツバメの巣、フカヒレ、スッポンなど、さらさらさらっと
口でほどけていく食材が和風のおだやかなとろみに包まれて適度ななめらかさ。ちーっともしつこくありません。
ちなみに私のイチオシは琉球のお祝い料理、ドゥルワカシーがお饅頭に変身したもの。
ねっとりとした沖縄特産の田芋が、細かく刻まれた豚肉、しいたけ、かまぼこと一緒に
豚のだしで煮込まれ、マッシュポテト状につぶされ、丸められ、うすーいとろみの膜で
おいしさを封じ込められていました。あぁ、すべての具の味がほくほくのおいもに
からまって、ほどよくジューシー♪なんていっぺ~じょ~と~(=とってもワンダフォーっ)!!
お菓子にも目がない私。お盆の上で「うふふ。まだお腹入るでしょ?」と微笑む
彼女らの正体はちーるんこー(蒸しカステラ)、ちんすこう(クッキーみたい)、
くんぺん(焼き菓子で中にピーナツのあん入り)。今ではお土産屋さんにも溢れているけど、
もともとは王朝の気品高きお菓子だったのですよね。もちろん味は格別に違います!
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はふぅ...(感激のため息)こんな取材はいつでも大歓迎です~♪お留守番の編集長から「タッパーもってけ~」なんて言われたけど、ノンノンっ、チッチッチッ。編集長、こんな気品高く美しい料理は都ホテルで味わわなければ料理に対して失礼ですっ! |
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3度目の再現といえども、都ホテルの一メニューとして商品化されるのは今回がはじめて!
食材の入手が難しいことに加え、最高峰の調理技術をほどこすため、お料理は 【完全予約制】 です。
(和食 or 洋食どちらかお選びください)
【お申込み・お問合せ先】
場所:都ホテル内レストラン 【予約受付】
電話:098-886-5619(9:00~18:00)
落ち着き溢れる清楚なレストランはテーブルもお座敷もあり。
窓越しからは日本庭園と那覇の街が一望できます。
ホテル最上階のレストランは、那覇の夜景がパノラマで楽しめてしまう人気スポット。
ろうそくの灯りでムード満点♪
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沖縄都ホテルのこだわりと技があってこそ誕生した温故知新メニュー。
貴重な食材の数々、優美、美味な料理そのものはもちろん、料理ひとつひとつに
隠された壮大なドラマの数々まで食することができるなんてこの上ない贅沢。
ホテル近隣の首里城への旅と合わせてご予定を立てられてはいかがでしょうか?
琉球の歴史に思いをはせて、都ホテルのディナーで、最高に価値ある夜をじ~っくりとご堪能あれ♪
2005.10.03 mahae plus編集局
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