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沖縄の夏「エイサー!」太鼓の響きにチムドンドン!第3章『エイサーの広がり』

400年程前に、袋中上人によって那覇から始まった沖縄の念仏踊りは、その後、チョンダラーによって村々に伝えられていきました。

それからだんだんと民衆に根ざしていく過程で、エイサーはそれぞれの地域のなかでスタイルを変えながら発展していきます。

エイサーがどのように人々の間に広まっていったのでしょうか。うるま市勝連町の平敷屋(へしきや)エイサーを例に見てみましょう。
現在にみる、伝統的なエイサーといえば、一般的によく知られるものとしては、平敷屋(へしきや)エイサーではないでしょうか。

黒衣の着物姿に素足で、一糸乱れずパーランクーを打つ姿は、それはとても厳かです。
平敷屋青年会(東)
平敷屋には東と西の青年会に分かれてエイサーがあり、東は力強く男性的といわれ、西はしなやかで女性的ともいわれますが、そのどちらも美しく、1996年には『地域で将来に残して行きたい日本の音100選』(環境省)に選定されました。
平敷屋(西)のサキカタミヤー(酒瓶担ぎ)、平敷屋(東)の手踊り、平敷屋こども会のナカワキ(チョンダラー)
300年ほどの歴史がある平敷屋エイサーは、明治の頃に名護のエイサーから手ほどきを受け、今のスタイルになっていったのだそうです。平敷屋エイサーの『二合小(にんごうぐゎ)』の歌詞にも名護との関わりが残っていました。

それでは、平敷屋エイサーに影響を与えたという沖縄本島北部の“名護のエイサー”とはどんなものなのでしょうか。

うるま市エイサーまつり 平敷屋青年エイサーの夕べ
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