[mahae press] 2008年 9・10月号 【特集】エコなおきなわ旅
今や日常生活で欠かすことができない地球に優しい「エコ」な視点。豊かな自然や固有の歴史、文化を持つ沖縄への旅にも、エコなアクションを旅の要素に取り入れてみたいもの。自然、歴史、文化の保全につながるエコな遊び方って何だろう。そのヒントを少しだけ紹介しよう。沖縄で芽生えたエコな気持ちは、旅からそのまま日常にも持ち帰りたい。
沖縄では、公設市場以外にも地元の生産物販売所として、「共同売店」が利用されている。沖縄本島北部(やんばる)に受け継がれた、集落の住民によって共同出資で営まれる店舗のことで、百年前に誕生した国頭村奥集落の奥共同店が第一号。その地域の特産物が揃い、地域の社交場ともいえる店は集落の人には欠かせないものだ。近頃はコンビニや大型スーパーに押され気味だが、共同売店にしかない人と人との触れ合いを求めて立ち寄ってみよう。
市場は糸満で収穫された野菜や獲れたての魚が並ぶ「地産地消」の場所。その土地の生産物をその土地で消費することはエコの第一歩だ。
その昔、海人が獲った魚をアンマーが一手に引き受け、頭の上に乗せて那覇まで売り歩いた。
食べ物の輸送距離を換算した「フードマイレージ」も「地産地消」と切っても切れない考え方。食べ物の輸送距離が長いほどCO2排出量が増えるので、CO2の排出を削減するためにも地元の食材を購入することを心掛けたい。 買い物にはエコバッグを持参し、ビニールの袋は「いりません」としっかり言おう。
糸満漁港の目の前にある糸満市公設市場「糸満まちぐゎー」は海人(漁師)の町の台所。魚や野菜、肉、惣菜などの店が並ぶ。元気なアンマー(お母さん)に気軽に声をかけて、糸満の食のことをいろいろ教えてもらおう。
獲れたてのイマイユ(鮮魚)を目の前でさばいてくれる。
糸満といえば、カマボコ。油ミソや鮭、梅入りのおにぎりが詰まった「ばくだんおにぎり」が人気。
市場ではパイナップルもお買い得。南国フルーツをたっぷり味わいたい。
牧志公設市場
沖縄のフリーマーケット
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