2017.06.30
総括

平成28年度の沖縄観光は、国内航空路線の拡充による国内客の増加や海外航空路線の拡充・クルーズ船の寄港回数増による外国人観光客の大幅増、官民あげてのプロモーション活動により、沖縄の認知度向上や旅行意欲の喚起を図ったこと等により、入域観光客数は8,769,200人と過去最高を記録した。

国内観光客の誘致対策については、ターゲット・テーマ別の季節キャンペーンやリゾートウェディング、教育旅行、MICE等の各種事業を展開し、特に「旬香周島おきなわキャンペーン」と題し、シーズン毎にメインターゲットを設定し、各旬の魅力を届けるキャンペーンが奏功した。
また、平成28年のリゾートウェディングも15,399組と過去最高を記録し、このうち、海外からも1,867組と対前年比128.1%と好調に推移した。

外国人観光客の誘致対策については、県と連携した海外航空会社及びクルーズ船社訪問や主要旅行博覧会への出展等、海外定期航空路線の拡充に向けた取組を強化した。結果、計6本の国際線定期便の誘致に成功し、定期便総数は16路線、週202便、年間の提供座席数は200万席超(平成29年5月現在)と飛躍的に増加した。その他、東南アジア等からのチャーター便が増加し、外国人観光客数は2,129,100人と過去最高を記録した。また、クルーズ船の寄港回数が夏場を中心に大きく増加したことにより、海路客も742,700人と過去最高を記録した。

その他、スポーツツーリズムによる戦略的な誘致活動やフィルムコミッションによる新たな魅力発信、観光情報Webサイトおきなわ物語(日本語)及びBe.Okinawa(10言語)による広報展開や世界で最も認知度・信頼度が高いトリップアドバイザーを活用したおきなわ観光特集を展開し、世界に向けての沖縄観光の情報を発信した。

外国人観光客の受入体制の整備については、多言語コンタクトセンターを運営し、外国人観光客からの問い合わせに対し、迅速に対応し、満足度を高めつつ観光客の声を拾い、今後の市場分析に活用した。また、各種パンフレットやメニュー、ホームページ等の翻訳費用を支援する「翻訳支援事業」や「wi-fi設置支援事業」、「海外セールスコール支援事業」等、様々な事業を展開した。さらに、積極的に外国人の受入に取り組む県民をウェルカムんちゅリーダーとして選定するなど様々な取組を行うなど、受入環境の整備を図った。

OCVB事業の広報については、賛助会員のマーケティングの一助とすべく、月刊「OCVB News」の内容充実を図るとともに、新たに「OCVBおきなわ観光天気予報」月2回発表することにより、国内外市場の動向分析や事業展開を紹介するなど、積極的な情報発信を行った。

収益事業部門では、ブセナ海中公園事業所、旧海軍壕司令部壕事業所を運営し、指定管理施設として沖縄コンベンションセンター、海軍壕公園に加えて、平成29年3月に新たに沖縄空手会館の管理運営を開始した。旅行社やホテル、レンタカー会社への営業活動の展開したこと等により、全体として増収・増益となった。

その他、OCVBプラットフォーム機能を最大限発揮し、①観光業界(地域観光協会、各種関連団体等)との連携や②コーディネート業務(行政と民間、民間と民間との調整役)、③シンクタンク機能(課題の集約と解決に向けた政策提案)、及び④プロデュース機能(多様化する旅行商品、高付加価値観光メニュー、新規観光資源の研究・開発)の強化、⑤観光危機管理体制の整備等に努めた。

(「平成28年度事業の実績報告」資料一部抜粋)
平成28年度事業の実績報告  平成28年度事業の実績報告