平成27年度 多言語コンタクトセンター 分析報告書完成

2016.05.26

沖縄県・(一財)沖縄観光コンベンションビューロー(会長:平良朝敬、以下OCVB)は、増加する外国人観光客の満足度向上を目的に、多言語コンタクトセンター三者間通話通訳サービス事業を運営しており、このたび平成27年度の事業分析報告書が完成しました(平成27年度外国人観光客受入体制強化事業「多言語情報発信・受入サポート事業」)

OCVB多言語コンタクトセンターでは、外国人観光客に向けてより詳細な情報提供を目指すとともに、県民の皆様にも外国人観光客が困っている場面に遭遇した際など、多言語コンタクトセンターを広く活用していただきたいと思います。

今後も県内事業者に向けて問い合わせ内容を考察した情報の提供を行うことで、県内受入体制の強化を目指してまいります。

■「多言語コンタクトセンター」とは
本事業は、平成22年度から内容刷新とともに継続して実施しており、平成27年度からは3地点同時会話機能を用いて、外国人観光客・通訳事業者・OCVB職員の3者間で、通訳サービスや情報提供を行っております(対応言語:英語、中国語、韓国語)
従来の「質問に答えるだけ」「通訳するだけ」のサービスから、OCVBが持つ豊富な観光情報をプラス1として提供することで、誘導及び県内周遊を活性化させ、外国人観光客の満足度向上に貢献しています。

■平成27年度対応実績


※報告書は集計作業の都合上、2月時点の数値を集計しているため、上記数値と異なる。
※電話、Skypeは主に沖縄滞在中の問い合わせ
※メールは主に沖縄旅行前の海外からの問い合わせ
※多言語コンタクトセンターについて:
 http://www.visitokinawa.jp/oin/support/335

 
補足資料:
平成27年度 多言語コンタクトセンター 問い合わせ内容(報告書より抜粋)

【電話・Skype】
・中国語の問い合わせが最も多い(電話56%、Skype74%)
・通訳依頼(電話67%、Skype15%)や
 情報提供依頼(電話11%、Skype34%)が多い
・通訳依頼の内訳としてタクシー利用時の依頼が最も多い(電話60%)
 (行き先確認、高速道路利用確認、貸切時間の超過等)
・情報提供依頼はレジャー情報(特にマリン)(電話19%、Skype16%)
 宿泊施設等(電話10%、Skype16%)についてが多い
 (シュノーケリング、ホエールウォッチング、ダイビングショップ安全性の確認等)

【メール】
・中国語の問い合わせが最も多い(66%)
・情報提供依頼が最も多く(61%)そのうちレジャーに関する問い合わせが多い(20%)
・情報提供についで、交通機関の問い合わせが多い(12%)(路線バスが30%)




【問い合わせランキング上位ワード】
さくら祭り、花火、渡嘉敷島、石垣島、古宇利島、ゆいレール、
沖縄美ら海水族館、アメリカンビレッジ 等



【トラブル対応】
置き忘れ/紛失/盗難 182件
台風関連        92件
病気/ケガ       68件
クレーム・ご意見    10件







【問い合わせ内容から分析する受入体制強化への提言(一部抜粋)】
1.バス・フェリー等アクセス情報の充実、多言語化、一元化
2.Wi-Fi、SIM、国際電話カードについて
 事前の情報案内と利便性向上
3.忘れ物防止の呼びかけ強化

この件に関するお問い合わせ

部署名 総務部 広報課
担当者 比嘉、川満、勢理客
TEL 098-851-9678
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