沖縄観光コンベンションビューロー、凸版印刷、ドコモ、 共同記者会見を実施しました。

2018.07.11

沖縄観光コンベンションビューロー、凸版印刷、ドコモ、 共同記者会見を実施しました。

一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(会長:平良 朝敬、以下OCVB)、凸版印刷株式会社(代表取締役社長:金子眞吾、以下凸版印刷)、株式会社NTTドコモ(代表取締役社長:吉澤和弘、以下ドコモ)は、沖縄県における第5世代移動通信方式(以下、5G)を用いた新たな歴史教育コンテンツ配信の実証実験(以下、本実験)についての共同記者会見を実施しました。
 
本実験は14~15世紀の今帰仁城を高精細な4KVRで再現し、5Gを用いてタブレット端末等に配信することで直観的な学習体験を可能にするものです。
 
OCVB受入事業部長の玉城は「言葉だけでは伝えることができない今帰仁城の魅力をビジュアルで伝えることのできる絶好の機会。今後は修学旅行実施校のマッチングや地元の協力体制の構築などを進め連携して沖縄観光を盛り上げたい」と挨拶しました。
 
凸版印刷の中尾取締役常務執行役員は「20年前から開発を手掛けているVR技術を活用し、沖縄観光の一役を担いたい。」、ドコモの古川取締役常務執行役員は、「本実験を通し、文化の継承、歴史ツーリズム及び遠隔教育の推進を全国的に図っていきたい。」と意気込みを語りました。
 
また、本実験を監修する法政大学沖縄文化研究所国内研究員の上里隆史氏は、「今帰仁城はビジュアル化されている資料がほとんど存在しないが、これまでの古琉球の研究成果を生かし、建物だけでなく生活や戦の様子までも限りなく当時に近い形で再現したい」と抱負を語りました。
 
OCVBでは、新たなテクノロジーを用いて観光振興を図ることで、本県文化の継承と観光資源の付加価値向上に貢献するとともに、新たな観光体験の創出を図ります。

【概要】
  1. 実施時期:年12月~2019年1月(予定)
  2. 実証フィールド:今帰仁城跡(沖縄県国頭郡今帰仁村)
  3. 各社の役割
    1. OCVB:実証フィールドの選定・調整
    2. 凸版印刷:VR・ARを活用した歴史教育コンテンツの企画・制作
    3. ドコモ:5G実証環境の提供
  4. コンテンツ監修:法政大学沖縄文化研究所国内研究員 上里 隆史氏

この件に関するお問い合わせ

部署名 受入事業部 受入推進課
担当者 屋良
TEL 098-859-6125
FAX 098-859-6222
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