2019.01.28
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(会長:平良朝敬、以下OCVB)は、1月25日(金)に北中城村あやかりの杜にて「ワークショップ~欧米富裕層市場をターゲットとした観光資源の磨き上げと受入れ体制の構築~」を開催いたしました。
 
当財団では、沖縄観光の「持続可能性(サステイナビリティー)」の向上に向けて、欧米からのインバウンドによる滞在日数増加と消費単価向上を目的とした訪日外国人旅行者周遊促進のための調査事業(観光庁補助事業)を実施しており、当調査事業の一環として、この度のワークショップを実施いたしました。
 
第1部の基調講演では、日本政府観光局市場横断プロモーション部よりマネージャー代理 小林大祐氏、NPO法人日本エコツーリズムセンターより共同代表理事 森 高一氏を講師にお招きし、欧米富裕層市場の市場規模や動向、「観光の持続可能性」に関する考え方や、国内・海外の先進事例、国際認証制度について、データを交えてご紹介いただきました。
パネルディスカッションでは、質疑応答を通して欧米富裕層市場にリーチするための具体的な取り組みや提案などを頂きました。
 
第2部のワークショップでは、「欧米富裕層獲得のためにできることと、これからの取り組み」をテーマに参加者と講師が各グループに分かれ、より深掘りするためのグループディスカッションを行いました。
 
講師のお二人から、「沖縄には、衣・食・住・伝統工芸・芸能など、独自性あふれる国際色豊かな文化が花開いている。こうした沖縄の『ここにしかない』豊かな歴史あるコンテンツには、欧米富裕層にリーチできる魅力が十分にある。その魅力に誇りを持って世界にアピールし発信していくことが重要だ。また、富裕層については必ずしも多言語対応の職員・スタッフを自社で抱える必要はなく、背景知識の豊富な専門の通訳ガイドと契約しいつでも呼べる体制を構築するほうが望ましい」と、今すぐ取り組めることや、これから取り組むべきことについてご提言をいだきました。
 
当日は34名の方に参加いただき、「持続可能な観光(サステイナブルツーリズム)」の実践や欧米富裕層から選ばれる観光地として沖縄が持っているポテンシャルの高さを、改めて確認する機会となりました。
 
長い歴史と世代を超えて持続してきた地域の伝統や文化、自然環境、集落等共同体での暮らしは、「本物を体験したい富裕層」の方々にとっては大きな観光資源になります。また、観光にいらしたお客様から適正な利益をいただくことは、地域の伝統や文化を育み、次世代を担う若者を育て、自然環境の維持や地域の共同体を持続させるための良い循環につながっていきます。
 
OCVBでは、今後も広域連携DMOとして、各地域・各事業者の皆様との連携を図り、地域に残る文化や自然環境、伝統工芸、食文化などの沖縄らしさ・潜在的魅力の維持と磨き上げに努め、欧米富裕層をターゲットとした高付加価値な周遊観光の実現に取り組んでまいります。

【実施要項】
 [第1部:基調講演]
テーマ:「欧米富裕層市場の動向と消費性向、富裕層の視点」
講師:日本政府観光局(JNTO)市場横断プロモーション部マネージャー代理 小林 大祐氏

テーマ:「サステイナブル・ツーリズム国際認証と世界日本の動向~SDGs時代のエコツーリズム~」
講師:NPO法人日本エコツーリズムセンター共同代表理事 森 高一氏

[第2部:ワークショップ]
テーマ:「欧米富裕層獲得のためにできることと、これからの取り組み」
欧米富裕層市場をターゲットとした観光資源の磨き上げと受入れ態勢の構築
 
日時:平成31年1月25日(金) 13:20~17:00
開催場所:北中城村あやかりの杜 2階  多目的ホール
対象者県内観光関連事業者
参加人数:34人
 

この件に関するお問い合わせ

部署名 一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー経営推進室
担当者 町田
TEL 098-894-6025
FAX 098-859-6221