2019.03.05
 沖縄県・一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(会長:平良 朝敬、以下OCVB)は、去る2月28日・3月1日に沖縄本島中北部及び南部にて「SDGs×沖縄インバウンド観光ワークショップ」を開催いたしました。

 SDGsとは、2015年に国連サミットで採択された「人類が取り組むべき持続可能な開発目標Sustainable Development Goals」の略称で、この目標達成には観光産業が担う責任と役割も非常に大きいとされています。
 
 本ワークショップの冒頭では、沖縄県文化観光スポーツ部観光振興課糸数勝課長より「沖縄観光が持続的に発展していくには、オーバーツーリズムへの対処が避けて通れない課題となっている。2030年のSDGsの目標達成に向けて、観光産業で担う責任は大きく、本ワークショップで学んだことを今後各自職場で自らできることから実行していただきたい。沖縄県では今後もインバウンド施策を推進すると同時に、受入課題にも対処しながら、着実に沖縄観光を伸ばしてまいります」とご挨拶いただきました。

 本ワークショップは、増加が著しい沖縄インバウンド観光を SDGsの視点からとらえなおし、自社・自身で沖縄観光の「持続可能」を実現させるための具体的な行動を考え、実行できることを目的に実施いたしました。講師・ファシリテーターとして協働促進社の平井雅氏からはSDGSの基本的な概要や「2030 SDGsカードゲーム」を用いたワークショップやディスカッションが展開され、グループごとに分かれた参加者は互いに交流しながらSDGsに対する理解を深めていきました。

 ワークショップに引き続き、株式会社JTB総合研究所主席研究員の熊田順一 氏からは、国連世界観光機関(UNWTO)に務められたご経験をもとに、「世界の視点から見た時の持続可能な観光の重要性」についてお話しいただきました。この中ではUNWTOにてSDGsが策定された経緯や背景、観光が担う役割や世界の動向などをご説明いただきました。熊田氏からは、旅行者への啓もうが一番難しいと感じているが、SDGsと観光に着目した取り組みは全国的にもまだ珍しく、今回のような沖縄県の取り組みは今後に期待が持てるとお話がありました。

 終了後、参加者からは以下のような感想が聞かれました。
・「経済、環境、社会、それぞれのバランスを取ることの重要さと難しさをゲーム等を通じて体感できた。より自分事として感じられSDGsへの理解、関心が深まった」
・「様々な業種や異なる考え方を持つ参加者との意見交換が非常に有意義であった」
・「世界はつながっている。私も起点。というフレーズにスイッチが入った。できることを考え続けていきたい。今後もこうしたディスカッションが継続されるべき。」

 OCVBでは今後も、本県の基幹産業である観光産業の持続可能な発展を目指し、旅行者、サービス提供者、訪問地・住民それぞれにとってよい環境づくりに取り組むとともに、世界が目指すSDGs(持続可能な開発目標)への貢献も目指してまいります。

【概要】
■中北部:平成31年2月28日(木)13:30 ~ 17:30(受付開始13:00)
     ルネッサンスリゾートオキナワ(恩納村山田3425-2)
■南部:平成31年3月1日(金)13:30 ~ 17:30(受付開始13:00)
    沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ(那覇市前島3丁目25-1)
 
「SDGs×沖縄インバウンド観光ワークショップ」来場者数:
 中北部会場:31名
 南部会場:42名

 

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