旧海軍司令部壕50周年記念企画を実施 ~想いを新たにOCVBは恒久平和を発信し続けます~

2020.02.27

旧海軍司令部壕50周年記念企画を実施 ~想いを新たにOCVBは恒久平和を発信し続けます~

一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(会長:下地芳郎、以下OCVB)は、運営事業所の一つである旧海軍司令部壕(豊見城市)にて「50周年記念企画」を実施いたします。
 
旧海軍司令部壕は、1970年(昭和45年)3月1日、OCVBの前身となる沖縄観光開発事業団により、悲惨な戦争を二度と繰り返さないことを目的に恒久平和を祈念する戦跡施設として運営が開始されました。
OCVBでは、より多くの沖縄県民に当壕を知ってもらうべく、2020年3月1日~2021年3月1日までの1年間、50周年にちなんで沖縄県内在住者を対象に参観料を50%オフとする県民割を行います。
また、今後は戦争写真及び資料パネルの追加・壕内にて発見された遺品の展示・壕内多言語表示の充実化・海軍壕オリジナルグッズ制作・シンポジウムの開催等を行う予定です。
 
祖国復帰時1972年(昭和47年)当時の本県への入域観光客数は558,593名でした。
その内、本土復帰前の沖縄観光創成期に開業した旧海軍司令部壕への参観者は212,469名であり、その数は全入域観光客数の38%を占め当時の沖縄観光に大きく貢献することとなりました。
しかし、終戦から75年を迎え、観光産業が沖縄県のリーディング産業として飛躍的な成長を遂げるとともに慰霊訪問団は年々減少し、さらに戦争体験者の高齢化や戦争の風化、インバウンドの増加等取り巻く環境も大きく変化しました。
このような中、開業50周年を機に、県内で唯一「75年前の戦争遺跡を現存し、慰霊の塔、戦争資料館、平和公園を複合的に有する施設」としての本施設を観光客及び県民に広くPRします。
 
OCVBでは、二度と戦争のない平和な世界を引き継いでいく為、旧海軍司令部壕の施設運営を通じ世界の恒久平和を絶え間なく発信してまいります。
 
【旧海軍司令部壕 50周年企画詳細】
 
(1)県民割(壕参観料50%オフ)
実施期間:2020年3月1日(日)~2021年3月1日(月)
対象者:県内在住者
   ※免許証や学生証などの身分証提示
参観料:大人220円 小人110円 
    団体料金(20名以上)大人200円 小人100円
   ※大人(高校生以上)小人(小中学生)

(2)その他企画(6月上旬までに実施予定)
戦争写真及び資料パネルの追加・壕内にて発見された遺品の展示・壕内多言語表示の充実化・海軍壕オリジナルグッズ制作・シンポジウムの開催等
 

この件に関するお問い合わせ

部署名 旧海軍司令部壕事業所
担当者 宮里顕光・照屋美奈子
TEL 098-850-4055
FAX 098-850-9342
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