国内旅行需要の回復に向けた緊急誘客対策について~ 国内市場6割回復を目指して~

2020.09.24

沖縄観光は依然低迷を続けており、特に8月の観光客については前年同月比80%減少し、特にこれからシーズンに入る修学旅行マーケットについてはCXL及び延期の動向に歯止めが効かない状況となっています。
また、10月から東京都発着のGoToトラベルCPの沖縄観光への恩恵も未知数です。
そのような状況において一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(会長:下地芳郎、以下OCVB)として、今後の緊急誘客対策について下記のように取り組んで参ります。





■目的
①修学旅行需要の「維持」及び「安全・安心な体制」の提供
②GoToトラベルCP(トラベル、eat、共通クーポン)の施策にて沖縄」を選択してもらう流れの創出
③防疫型観光地「沖縄」の取り組みの発信強化
④「今の沖縄(動き出した沖縄(首里城・EXPO他旬のトピック、医療体制の状況)」の発信
⑤「日本のリゾート地・沖縄支援~今こそ、この時期だから沖縄~」の潮流の創出


■緊急の対応の主要5項目
(1)知事メッセージの発信強化
「県独自の緊急事態終了宣言動画」に続いて、東京地域のGotoキャンペーン追加を機に、演出された場面(観光業界関係者とともに話題になるようなロケーション地にて)にてのメッセージの発信
 
(2)修学旅行対策
①修学旅行の防疫観光ガイドラインの発信強化、周知拡大、内容の充実化 
②修学旅行受入のFAQ及びアクションプランの作成(輸送、宿泊、待機場所、空港)
 ※支援パッケージの提供(緊急時のケア経費等)
③キャンセル校、延期校へのフォローアップ(知事名レター、学校訪問、オンライン説明会等の実施)
④感染防止対策動画発信(30日、WEB:沖縄修学旅行NAVIで発信予定)
⑤実施校へのフォローアップ(歓迎式、プログラム提供等)
⑥オンラインでの事前事後学習の強化
 
(3)広報・宣伝の強化 ※デジタルとの連携強化
①防疫観光対策を図りつつ「官民一体となった沖縄観光・再開」のPR強化(知事会見含め話題づくり等パブリシティーの強化等)
・テレビ(情報番組/旅番組)、新聞を中心とした媒体との連携
・トピック(予定):「憩うよ、沖縄」ロゴ掲載航空機就航、GoToトラベル東京都からの受入開始、今シーズン修学旅行開始、首里城復興、TEJ、世界自然遺産、関係者の観光復活への取り組み(観光地支援のムーブメントの創出)等
②県内のGoToキャンペーン商品の魅力、値ごろ感の発信強化
 
(4)路線別・エリア別プロモーション強化
①航空会社、旅行社との連携強化
沖縄方面商品(Goto商品含む)の販促への広報支援等のインセンティブ策の提供
②首都圏プロモーションの強化
・沖縄県物産公社(銀座・わしたショップ)との連携プロモーション
・「銀座わしたショップ」を拠点とした情報発信の強化、イベントの実施
参考:10月中旬より同社東京営業所及びOCVB東京事務所スペースの併用開始
 
5)離島観光の推進
①八重山・宮古・久米島(3地域)を中心とした直行便就航地でのキャンペーン強化
②きめ細やかな情報発信の強化(※15離島の来島受入方針を踏まえ)
 
(6)デジタルプロモーションの強化
①「おきなわ物語」、SNS強化策
・新しい旅のエチケットの呼びかけと共に一歩踏み込んだ誘客戦略での情報発信
・GoTo関連サイトへの誘導、沖縄商品の魅力発信
②大手検索サイト/OTAとの連携
・SEO対策の強化、GoTo関連商品サイトへのバナー広告
③県内有力WEBサイト、SNSサイトとの連携・周知の拡大
「消費単価向上を目的に」商工物産関連の情報の発信を強化
※参考:別途、県商工労働部所管の「まいにちに、おきなわ」を「おきなわ物語」トップページで発信中                   


以上

この件に関するお問い合わせ

部署名 誘客事業部 国内プロモーション課
TEL 098-859-6125
FAX 098-859-6222
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