「事業継続力強化計画策定セミナー」を開催しました

2021.01.08

「事業継続力強化計画策定セミナー」を開催しました

沖縄県と一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(会長:下地芳郎、以下OCVB)は、新型コロナウイルス感染症による観光産業への影響拡大を「観光危機」と捉え、観光関連事業者の観光危機全般への対応力強化を目的に「事業継続力強化計画策定セミナー」を全5回に渡り開催いたしました。
 
導入前編では、沖縄県より観光危機管理の取り組みとして、これまでの観光危機への対策や対応、Withコロナにおける県の安全・安心な受入体制整備、防疫型沖縄観光の取り組みについてご紹介いたしました。

講演「生き残るために今やるべきこと~阪神淡路大震災からの教訓~」では、講師の立石裕明氏より、ご自身の阪神淡路大震災の被災経験、事業承継・第二創業後の事業拡大、倒産に至った様々な経験から、事業継続のためには、自社計画を立てることが重要であることをお話しいただきました。
 
導入後編では、講師に薗田恭久氏をお迎えし、事業継続力強化計画の概要をご説明いただき、BCP(事業継続計画)の基本や事業継続力強化計画との違い、認定制度や申請書作成のポイントを解説していただきました。
 
業種別実践編は、①飲食業 ②宿泊・旅行業 ③交通・観光施設・観光協会等の3回に分けて開催し、講師より計画の作成事例やポイントを説明いただきながら、参加者自らそれぞれの事業特徴を踏まえた事業継続力強化計画を作成いただきました。
 
参加者の皆さまからは、「感染症対策の取り組み、危機感の意識向上につながった。現在取り組んでいること、今後やるべきことを見直していきたい」「今まで具体的に考えたことがなかった分野なので勉強になり、改めて社内の緊急時の対応を検討する良い機会になった」など満足度の高い感想を多数いただきました。
 
沖縄県・OCVBでは、災害や危機に強い観光地を目指し、事業者の皆様とともに本県の観光危機管理体制構築と強化を図って参ります。
 
導入前編・後編については、OCVB公式YouTubeチャンネルより内容をご確認いただけます。ぜひご覧ください。

【11/24 導入前編】
 
沖縄県の観光危機管理の取り組み、セミナー趣旨・プログラム説明
講演「生き残るために今すべきこと~阪神淡路大震災からの教訓~」 
講師:立石 裕明 氏


【12/3 導入後編】
 
前回の振り返り
事業継続力強化計画の概要 
講師:薗田 恭久 氏

この件に関するお問い合わせ

部署名 企画・施設事業部企画課 危機管理チーム
担当者 098-859-6126
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