「沖縄観光危機管理WEBシンポジウム」を開催しました

2021.04.05

沖縄県及び一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(会長:下地 芳郎、以下OCVB)では、東日本大震災から10年を迎えるにあたり、自然災害・危機を経験した自治体との対談を交え、観光危機からの観光産業の復旧と復興について考えることを目的に、「沖縄観光危機管理WEBシンポジウム」を開催致しました。
 
シンポジウムは大きく3部構成に分け、第1部では宮城県南三陸町役場の宮川舞氏と(一社)気仙沼地域戦略の小松志大氏より「東日本大震災から10年、観光の復旧・復興」を主軸にお話し頂きました。
 
第2部では、東日本大震災の発生を機に沖縄県が観光危機管理事業に取り組み始めて今年で10年の節目を迎える事から、OCVB専務の前原より「沖縄県における観光危機管理の取り組み」、また(一社)石垣市観光交流協会の赤城陽子氏より「石垣市における観光危機管理の取り組み」等をご説明頂きました。
 
第3部では、「医療の立場から見た観光と新型コロナウイルス感染症予防対策」について沖縄県医師会の玉城研太朗氏のビデオメッセージを放映、その後、「観光事業の立場から見た新型コロナウイルス感染症による観光への影響とその対策、今後の展望」について深く議論致しました。
 
参加者アンケートからは、「大変参考になった」「参考になった」合わせて89%、「南三陸や気仙沼の事例は非常に考えさせられるものでした。関係者が目標に向かって一つになって各事業に取り組む関係・制度の必要を改めて感じました」「“感染症対策と観光受入は両立できる”との(玉城氏の)お言葉は、大変心強かった」等、満足度の高い感想を多数頂きました。
 
沖縄県とOCVBでは、災害や危機に強い観光地・沖縄を目指し、今後も観光危機管理の知識・役割等の普及・啓発に努め、本県の観光危機管理体制の整備、充実・強化に取り組んで参ります。
 
■モデレーター
 髙松 正人 氏(観光レジリエンス研究所 代表)
■パネリスト
 宮川 舞  氏(宮城県南三陸町役場 商工観光課 課長補佐 兼 観光振興係 係長)
 小松 志大 氏(一般社団法人気仙沼地域戦略 理事 兼 事務局長)
 赤城 陽子 氏(一般社団法人石垣市観光交流協会 理事)
 前原 正人(OCVB 専務理事)
 
■ビデオメッセージ
 玉城 研太朗 氏(沖縄県医師会 理事)
 
■アーカイブ動画配信中。下記リンク先よりご視聴ください。
 

この件に関するお問い合わせ

部署名 企画・施設事業部 企画課 危機管理チーム
TEL 098-859-6126
FAX 098-859-6222
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