沖縄観光危機管理セミナー2021「ポストコロナ時代の沖縄観光再興に向けて」を開催しました

2021.12.27

沖縄観光危機管理セミナー2021「ポストコロナ時代の沖縄観光再興に向けて」を開催しました

沖縄県及び一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(会長:下地 芳郎、以下OCVB)では、県内観光・医療関係者と共に、これまでのコロナ対策の取り組みと課題を振り返り、観光危機管理の視点を踏まえ「今後の沖縄観光の展望」について考えることを目的に、沖縄観光危機管理セミナー2021「ポストコロナ時代の沖縄観光再興に向けて」を開催しました。

セミナーでは、沖縄県立中部病院の高山医師より「沖縄県における疫学特性と感染対策 ポストコロナを見据えて」と題し、沖縄県内の新型コロナウイルス感染症状況や流行要因と縮小要因、第6波で想定しておくべき事について、ご講演いただきました。

後半のパネルディスカッションでは、パネリストに高山医師ほか一般社団法人八重山ビジターズビューロー会長の中山氏、株式会社リクルートライフスタイル沖縄代表取締役社長の有木氏を迎え、コロナ対策の取組紹介や旅行市場の調査結果等を踏まえ、ポストコロナ時代の沖縄観光についてさまざまな意見が交わされました。

最後にモデレーターの下地会長より、「これまでの検証をしっかりと行い、観光・行政・医療の強化を念頭に、環境の変化に強い沖縄観光を作っていこう」と呼び掛け、パネルディスカッションを終了しました。
 
参加者アンケートからは、「中山市長の『どうやったらできるか考え実践していく』、有木社長のデータ解析からみえてくる課題と取り組むべき方向性の提示が参考になった(交通業)」「データ分析、ファクトベース、質の向上とブランディング、コロナへの対策を怠ることなく、次のステージに進んでいくための多くの知見を得ることができた(宿泊業)」「こうしたセミナーで全体像を知ることはとても有意義であり継続開催をお願いしたい(交通業)」等、満足度の高い感想を多数頂きました。
 
沖縄県とOCVBでは、災害や危機に強い観光地・沖縄を目指し、今後も観光危機管理の知識・役割等の普及・啓発に努め、本県の観光危機管理体制の整備、充実・強化に取り組んで参ります。
 
■講演「沖縄県における疫学特性と感染対策 ポストコロナを見据えて」
 高山 義浩 氏(沖縄県立中部病院 感染症内科・地域ケア科 副部長)

■パネリスト
 高山 義浩 氏(沖縄県立中部病院 感染症内科・地域ケア科 副部長)
 中山 義隆 氏(一般社団法人八重山ビジターズビューロー 会長)
 有木 真理 氏(株式会社リクルートライフスタイル沖縄 代表取締役社長)

■モデレーター
 下地 芳郎(OCVB 会長)
 
アーカイブ動画配信中。以下リンク先よりご視聴ください。
 

この件に関するお問い合わせ

部署名 企画・施設事業部 企画課 危機管理チーム
TEL 098-859-6126
© Copyright Okinawa Convention & Visitors Bureau All rights Reserved.
Page Arrows