「観光収益改善セミナー~価値に見合った価格設定ができていますか?~」を開催しました
2025.12.15
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)では、沖縄県より令和7年度観光人材育成・確保促進事業を受託しており、「観光収益改善セミナー~価値に見合った価格設定ができていますか?~」を開催しました。
コロナ禍前を上回る観光需要のなか、沖縄の観光業界では人材不足が続いています。観光業界全体が価格競争で利益を削りあうのではなく、他産業にも劣らない給与水準を目指し、新たな人材の確保、今いる人材の定着を図るためには、まずは自社がしっかりと利益を生み出せる仕組みづくりが重要であることから、本セミナーでは12月9日(火)、15日(月)の2日間にわたり、適切な価格転嫁の具体的な方法や管理会計の基礎知識、収益改善に向けた事例紹介としてレベニューマネジメントの考え方など、「収益改善」に役立つ内容をわかりやすく紹介しました。
1日目「基礎経営力アップ!価格転嫁に向けたワークショップ」前半は、沖縄県よろず支援拠点サブチーフコーディネーターの金城 力氏に登壇いただき、「価格転嫁に向けた戦略セミナー」と題し、価格転嫁が求められている背景から、原価の把握や付加価値の見える化など、具体的に価格転嫁を進めるうえでのポイントを解説いただきました。
後半は、中小企業診断士・沖縄県産業振興公社等登録専門家の上仮屋 貞美氏に登壇いただき、「MQ・利益管理会計で経営力アップ!」と題し、利益を上げるために必要な経営の基礎知識である「売上高」「粗利益」「固定費」「変動費」などの概念を解説いただき、参加者にも実際に計算問題をつかったワークを行っていただきました。
2日目「収益改善に向けた事例紹介 レベニューマネジメント」では、株式会社リクルート 旅行Division 旅行SaaS部 部長の早野 貴政氏にご登壇いただき、需要の増減に合わせて価格を変動させ、適切な価格設定および販売管理をおこなうことで効率的に売上最大化を目指す”レベニューマネジメント”の基本的な考え方や、導入したときと、導入していないときでの収益の違い、価格設定の考え方、またDX化することで従来では数時間かかっていた作業が大幅に短縮できることなど、実際にシステムを導入された事業者さまの声とともにご紹介いただきました。
セミナーには2日間で、現地参加とオンライン併せてのべ64名の方に参加いただき、参加者からは「自社の強みをしっかりと価格転嫁できるためにも洗い出しをしたい」「現状、従業員の賃上げが全く進んでいない。部門ごとの会計を整理、見える化が必要と感じた」「人が時間をかけるところはしっかりとかけて、機械に任せられるところはDX化したほうがいいということを学びました」といった声が寄せられ、収益改善ひいては従業員の待遇改善に向けて役立てられる内容であったことが伺えました。OCVBでは引き続き、沖縄県内の観光人材育成・確保に向けた取り組みを強化して参ります。
コロナ禍前を上回る観光需要のなか、沖縄の観光業界では人材不足が続いています。観光業界全体が価格競争で利益を削りあうのではなく、他産業にも劣らない給与水準を目指し、新たな人材の確保、今いる人材の定着を図るためには、まずは自社がしっかりと利益を生み出せる仕組みづくりが重要であることから、本セミナーでは12月9日(火)、15日(月)の2日間にわたり、適切な価格転嫁の具体的な方法や管理会計の基礎知識、収益改善に向けた事例紹介としてレベニューマネジメントの考え方など、「収益改善」に役立つ内容をわかりやすく紹介しました。
1日目「基礎経営力アップ!価格転嫁に向けたワークショップ」前半は、沖縄県よろず支援拠点サブチーフコーディネーターの金城 力氏に登壇いただき、「価格転嫁に向けた戦略セミナー」と題し、価格転嫁が求められている背景から、原価の把握や付加価値の見える化など、具体的に価格転嫁を進めるうえでのポイントを解説いただきました。
後半は、中小企業診断士・沖縄県産業振興公社等登録専門家の上仮屋 貞美氏に登壇いただき、「MQ・利益管理会計で経営力アップ!」と題し、利益を上げるために必要な経営の基礎知識である「売上高」「粗利益」「固定費」「変動費」などの概念を解説いただき、参加者にも実際に計算問題をつかったワークを行っていただきました。
2日目「収益改善に向けた事例紹介 レベニューマネジメント」では、株式会社リクルート 旅行Division 旅行SaaS部 部長の早野 貴政氏にご登壇いただき、需要の増減に合わせて価格を変動させ、適切な価格設定および販売管理をおこなうことで効率的に売上最大化を目指す”レベニューマネジメント”の基本的な考え方や、導入したときと、導入していないときでの収益の違い、価格設定の考え方、またDX化することで従来では数時間かかっていた作業が大幅に短縮できることなど、実際にシステムを導入された事業者さまの声とともにご紹介いただきました。
セミナーには2日間で、現地参加とオンライン併せてのべ64名の方に参加いただき、参加者からは「自社の強みをしっかりと価格転嫁できるためにも洗い出しをしたい」「現状、従業員の賃上げが全く進んでいない。部門ごとの会計を整理、見える化が必要と感じた」「人が時間をかけるところはしっかりとかけて、機械に任せられるところはDX化したほうがいいということを学びました」といった声が寄せられ、収益改善ひいては従業員の待遇改善に向けて役立てられる内容であったことが伺えました。OCVBでは引き続き、沖縄県内の観光人材育成・確保に向けた取り組みを強化して参ります。
【概要】
■日時
1日目 令和7年12月9日(火)13:30~17:05
2日目 令和7年12月15日(月)13:30~15:00
■会場
1日目 沖縄産業支援センター 展示場104(沖縄県那覇市字小禄1831番地1)
2日目 沖縄産業支援センター 大ホール102(沖縄県那覇市字小禄1831番地1)
■対象
観光関連企業の経営者、財務担当者など
■内容
1日目
第1部 価格転嫁に向けた戦略セミナー
講師:金城 力氏 沖縄県よろず支援拠点 サブチーフコーディネーター
第2部 MQ・利益管理会計で経営力アップ!
講師:上仮屋 貞美氏 中小企業診断士
2日目
収益改善に向けた事例紹介「レベニューマネジメント」
登壇:早野 貴政氏 株式会社リクルート 旅行Division 旅行SaaS部 部長
【当日の様子】
1日目前半

1日目後半

2日目

この件に関するお問い合わせ
| 部署名 | 国内事業部 受入推進課 観光人材育成センター |
|---|---|
| 担当者 | 具志堅・知名・花城 |
| TEL | 098-859-6129 |
| FAX | 098-859-6221 |