災害時観光客帰宅困難対応および帰宅支援対策運用訓練を実施しました
2025.11.11
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)では、沖縄県より令和7年度観光危機管理体制構築支援事業を受託しており、「災害時観光客帰宅困難対応および帰宅支援対策運用訓練」を開催しました。
今年度の訓練は2部構成とし、57機関から185名の皆様がご参加くださいました。第1部は、参加者が「観光客の立場で災害を疑似体験」することにより、発災直後の不安や焦り、ニーズ等を体感する機会としました。
その後の第2部では、第1部での「観光客としての視点」をもとに、各事業者の立場における災害時対応や被災者からのニーズへの対応について、再現映像の視聴とともに講師の事例紹介やグループワークでのディスカッションを通して、業種間の対応の違いや課題について議論しながら考察しました。
観光客の被災中の滞在及び帰宅支援について、国・県・市町村・航空会社・公共交通機関・観光業界の関係者が一丸となり、連携して取り組む必要性を改めて認識する機会となりました。
OCVBでは引き続き、沖縄県の観光危機管理体制強化に向けた取り組みを進め、安全・安心で快適な観光地・沖縄としての観光地づくりに取り組んでまいります。
【概要】
■日時:令和7年11月11日(火)10:00~16:00
■場所:沖縄空手会館
■内容:
【第1部:観光客の立場での体感型訓練】
地震・津波等の災害発生時から帰宅困難となった状況を観光客の立場として疑似体験し、必要となる対応や課題
等を把握する
【第2部:災害時対応・帰宅支援対策セミナー】
第1部の訓練対応に基づき、各参加者自身の業務における災害時対応や課題を検討するための講義やワークショ
ップ等を実施
■参加者:行政機関(国・県・市町村)、観光関連団体及び事業者 57機関185名

この件に関するお問い合わせ
| 部署名 | 総務企画部 総務企画課 危機管理チーム |
|---|---|
| 担当者 | 嘉陽・天久・池原 |
| TEL | 098-859-6126 MAIL:kikikanri@ocvb.or.jp |