「令和3年度 観光危機管理体制運用図上訓練」を実施しました

2022.03.22

「令和3年度 観光危機管理体制運用図上訓練」を実施しました

沖縄県と一般財団法人沖縄観光コンベンションビューローは、この度「令和3年度観光危機管理体制運用図上訓練」を実施しました。
本訓練は、観光危機管理に特化した情報伝達訓練(図上シミュレーション訓練)として、毎年県と合同で開催しており、今年度で6回目となります。
 
今回は、「発災初動及び危機からの回復」をテーマとして、情報伝達を中心に訓練を展開しました。具体的には、沖縄本島北西沖地震の発生を想定し、①発災直後、②発災8時間後、③発災後5日目の3つのフェーズに設定のもと、訓練を実施しました。
 
午前のワークショップでは、「被害・被災者状況のイメージとその共有」と各機関の計画・体制に基づいた、正確かつ迅速な「情報収集・提供」について、参加者間で確認しました。
午後の図上訓練では、午前の内容も踏まえながら、災害を想定したシナリオに応じて災害・危機対応を行いました。
 
訓練終了後、講師より①発災時の対応、②他機関連携、③状況の把握・認識、④情報収集、⑤情報提供、⑥情報の整理・分析、⑦各機関の対応の視点で、各参加機関における観光危機管理体制への講評をいただきました。
 
沖縄県・OCVBでは、災害や危機に強い観光地を目指し、市町村・観光協会・観光関連事業者の皆様とともに、本県の観光危機管理体制構築と強化を引き続き図って参ります。
 
<概要>
主催:沖縄県文化観光スポーツ部、OCVB
日時:令和4年2月9日(水)10:00~17:15
場所:県立武道館アリーナ
参加者数:37機関133名(沖縄県、市町村、観光関連団体・事業者、OCVB)
プログラム:
時間 内容
10:00~10:10 主催者挨拶(沖縄県、OCVB)
10:10~12:20 <ワークショップ>
①被害状況の読み込み、推定
②被災者イメージの共有
③旅行者・観光客の視点で考える情報収集・提供
④県外・海外の市場(消費者)、旅行関係者の視点で考える情報収集・提供
⑤自機関と関係の深い機関の視点で考える情報収集・提供
12:20~13:00 休憩
13:00~16:10 <図上訓練>
シーン1:発災~30分間
シーン2:発災後8時間~9時間
シーン3:発災後120時間~121時間半
16:10~16:40 各機関内での振り返り、発表
16:40~17:10 訓練講評
17:10~17:15 閉会
 
■参加者からの主な感想
・訓練とはいえ、スピード感があり情報や課題におわれ、対応がうもれてしまう形になった。本番さながらの緊張感がイメージにつながった
・ぼんやりとしていた危機管理へのイメージを具体的に体験することができた
・関係機関との連携が本当に大切だと改めて感じた
・自分たちはどのような役割を持っていて、どう動かなければいけないかということと、受け身ではなく、積極的な情報収集の大切さを学んだ 等  


過去の活動報告書は、以下よりご確認いただけます。

平成28年度
https://www.ocvb.or.jp/topics/1539
平成29年度
https://www.ocvb.or.jp/topics/2122
平成30年度
https://www.ocvb.or.jp/topics/2627
令和元年度
https://www.ocvb.or.jp/topics/2946
令和2年度
https://www.ocvb.or.jp/topics/3600
 
 

この件に関するお問い合わせ

部署名 企画・施設事業部 企画課 危機管理チーム
TEL 098-859-6126
FAX 098-859-6222
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